ソフトウェア開発
蓄電設備・AIデータセンター向けのエネルギーマネジメント、AI向けMaaS(Model as a Service)、支援技術、無人航空機システムを開発しています。
BESS・発電所向けエネルギーマネジメントシステム(EMS)ソフトウェア
蓄電システム(BESS)、太陽光・風力発電所の監視・制御・分析を、現場の機器からクラウドまで一貫して担うソフトウェアです。

設備の制御・監視
- 設備稼働状況のリアルタイム監視
- SCADAベースの二次データ収集・集約・監視
- 制御パラメータ・制御戦略のクラウド設定
- 制御指令のローカル受信・処理・実行
- 電力系統のリアルタイム運用に対応する超低遅延制御
発電所データ分析
- BESS・太陽光・風力発電設備の総合的なデータ分析
- 収益データの追跡とパフォーマンス分析
- 分析レポートの作成とデータエクスポート
エネルギー管理・制御
- 分散型エネルギーの管理・制御
- 電力供給の最適化
電気回路トポロジーの可視化
- BESS設備・発電所全体の電気回路トポロジーを可視化
- ネットワーク構成、主要ノードの設備情報、各ノードのリアルタイム計測データを表示
収益・運用管理
- 収益、運用効率などのKPIの監視・分析
- 電力供給先ごとの個別アカウントの作成・管理
- 供給先ごとの運用データの区分管理
クラウドプラットフォーム/ネットワークセキュリティ
標準化された集中監視
- 各BESSステーションの演算結果を収集・集約・分析し、総合的な分析レポートを提供
- 安全評価、故障診断、火災リスクの予兆検知、セキュリティ管理業務を支援
- 各BESSステーション内のその他の電気設備の稼働状況を常時監視し、故障をリアルタイムに検知、異常時には自動でアラームを発報
AIデータセンター向けBESSとインテリジェントEMS
NVIDIA B300、GB300、Rubinなどの高密度GPUを搭載するAIデータセンターにおいて、蓄電システムは単なる非常用電源ではなく、重要なインフラです。
BESSは、電力品質の安定化、GPUの急激な負荷変動への対応、無停電電源の補完、電力コストの最適化において不可欠な役割を果たします。30 MW〜100 MW規模の大規模AIデータセンターでは、BESSと高度なEMSを統合することで、電力供給の信頼性、運用の安定性、経済性が大きく向上します。

高速な電力応答
高速な充放電により、GPUの電力需要の急変を補償します。PCSとEMSの協調制御により急激な負荷変動を緩和し、設備の電気インフラや電力系統への影響を抑えます。
バックアップ電源・電力継続性
系統停電や瞬時電圧低下などの電力障害時にも電力供給の継続を支えます。UPSと適切に統合することで、GPUサーバーの停止、演算の中断、データ損失の防止に寄与します。
ピークカット・ロードシフト
電気料金の安い時間帯に充電し、高い時間帯に放電することで、料金体系に応じて契約電力料金や電力コスト全体を削減します。
GPU負荷の平準化
AIの学習・推論処理は、大きく急激な消費電力の変動を生みます。BESSがこの変動を平準化し、系統から見た電力需要を安定させます。
インテリジェントなエネルギー管理
統合EMSがBESS、UPS、配電設備、非常用発電機、冷却設備を協調制御し、データセンター全体で電力配分と運用効率を最適化します。
BESSの機能と役割
- 冷却設備への無停電電源供給
- 冷却システムの電力安定化
- GPUワークロードの変動への対応
- ピーク電力需要の削減(ピークカット)
- 冷却システムの非常用バックアップ電源
- エネルギーマネジメントシステム(EMS)による電力最適化
例:30 MW規模のAIデータセンター
30 MWのBESS容量を必要とする電力需要を前提とした試算です。
| BESS構成 | 30 MW時の理論供給時間 | 主な用途 |
|---|---|---|
| 30 MW / 15 MWh | 30分 | 急激な負荷変動の補償と短時間バックアップ |
| 30 MW / 30 MWh | 1時間 | ピークカットとバックアップ電源 |
| 30 MW / 60 MWh | 2時間 | 電力コストの最適化とバックアップ電源 |
| 30 MW / 120 MWh | 4時間 | 長時間バックアップとロードシフト |
EMSソフトウェア製品群
蓄電設備の安全な運用を支える、EMSおよび監視プラットフォームです。
- リアルタイムのリスク評価
- ワンクリックでのシステム自己診断
- 障害の自動アラート
- 高度なアルゴリズムによる支援
- 複数ソースのデータ記録
- 障害イベントのリアルタイム記録
- 障害箇所の特定と可視化
- 高信頼・高セキュリティなデータトレーサビリティ
- 設備稼働データのリアルタイム監視
- 電力計測とエネルギー管理戦略の制御
- データ分析と可視化
- システム全体の設備トポロジーの可視化
- 変電所アカウントの管理
- 高速な周波数検出
- 周波数調整戦略の迅速な実行
- 制御指令の高速発動
- 複数ユニット間での高速応答・協調電力制御
- 動的なプロセスフロー図の表示
- アラームの監視と管理
- システム状態・運用パラメータの監視
- 設備の監視と制御
- 複数のBESSステーションの運用データと演算結果を収集・統合し、総合的な分析レポートを提供
- 安全評価、故障診断、火災リスクの予兆検知、セキュリティ管理業務を支援
- その他の電気設備の稼働状況を常時監視し、故障や異常をリアルタイムに検知して自動でアラートを発報
プロプライエタリモデルとオープンウェイトモデルのハイブリッドアーキテクチャ
当社のMaaSプラットフォームは、複数のAIモデルへのアクセスを、統合されたエンタープライズ品質の推論サービスへと変えます。
GPT、Claude、Geminiなど ― 公式API経由で提供
これらのモデルの重みは公開されていないため、各ベンダーの公式APIを通じてアクセスし、単一の統合APIゲートウェイに集約します。
- 複数のAIモデルに対応する統一APIインターフェース
- 認証・アクセス制御の一元化
- トークン使用量の追跡とコスト管理
- モデルのルーティング、監視、フェイルオーバー
- 標準化されたモデル呼び出し
AIベンダーごとに個別の連携を構築・保守する必要がなくなります。
DeepSeek、Qwen、Llama、GLM、MiniMaxなど ― 自社GPUで提供
オープンウェイトモデルは、各ライセンス条件に従い、当社データセンターの稼働後に自社GPUクラスター上へ展開し、標準化されたAPIで提供します。
- レイテンシ、帯域、SLAのきめ細かな制御
- KVキャッシュ、バッチ処理、エラスティックスケーリングによる推論コストの最適化
- リソースとデータのテナント単位の分離
- 管理された環境内でのデータセキュリティと主権の確保
- アプリケーションではなくパラメータの変更によるシームレスなモデル切り替え
企業に最適なバランス
複数のコンテンツプラットフォームを運営する企業に向けて、ハイブリッドアーキテクチャが次の要素をバランスよく実現します。
- AIモデルの品質と性能
- データセキュリティと運用管理
- サービスの安定性と信頼性
- インフラ効率とコスト最適化
マルチモーダル・動画生成への拡張
MiniMax H3などの将来のモデルを含む、高度なマルチモーダルAIおよび動画生成モデルへの対応を計画しています。Seedanceなどのプロプライエタリモデルは、公式APIまたはその他の正規チャネルを通じて統合し、テキスト生成、画像処理、マルチモーダル推論、AI動画生成まで対応範囲を広げます。
商用グレードの推論サービス
モデルの重みが公開されていても、推論を無償で提供できるわけではありません。本番運用には、高性能GPU、ストレージ、電力・冷却、ネットワーク帯域、監視、冗長化、モデルのライフサイクル管理が必要です。当社は、安定性・信頼性・拡張性・コスト効率を備えた商用グレードのAI推論サービスを提供し、次世代のAIアプリケーションやデジタルコンテンツプラットフォームのための拡張性ある基盤を実現します。
AIを活用したアクセシビリティソフトウェア
当社は、視覚に障がいのある方や読字に困難のある方のための、AIを活用したアクセシビリティソリューションを専門としています。
コンピュータビジョン、光学文字認識(OCR)、人工知能、音声合成、音声コマンドを組み合わせ、視覚情報を音声情報に変換します。

主な機能
| 技術 | 機能 |
|---|---|
| OCR | 印刷物やデジタルの文字を読み上げます |
| コンピュータビジョン | 物体、商品、視覚情報を認識します |
| 顔認識 | 事前に登録した顔を識別します |
| 音声合成(TTS) | 認識したテキストを自然な音声に変換します |
| 音声認識 | ハンズフリーでの操作を可能にします |
| スマートリーディング | 指定した文字、数字、日付、項目を探し出します |
| AIアシスタント | 質問への回答や文章の要約を行います |
| デジタル拡大 | 文字を拡大し、読みやすい表示に調整します |
ソフトウェア構成
- ウェアラブルカメラ/ハンドヘルドデバイス
- 視覚情報の取得
- OCR/文字認識
- コンピュータビジョン/AI
- 音声コマンド処理
- 文脈・コンテンツ分析
AIデータセンターとの連携
当社のアクセシビリティプラットフォームは、集中型GPUインフラを活用し、リアルタイムの情景説明、多言語支援、動画理解、AIによるナビゲーションなどの高度なサービスを提供できます。
UASと対UAS
UAS(Unmanned Aircraft System:無人航空機システム)とは、操縦者が搭乗せずに航空機を運用するためのシステム全体を指します。一般に、無人航空機(UAV・ドローン)、地上管制局、通信リンク、航法装置、センサー、関連ソフトウェアで構成されます。
C-UAS(Counter-Unmanned Aircraft System:対無人航空機システム)とは、不正または敵対的なドローンを検知・識別・追跡し、必要に応じて無力化するための技術です。当社は、近接データインテリジェンスソリューションの一環として対ドローン機能を提供しています。

RF検知
ドローンに関連する無線周波数信号を検知します。
ドローン追跡
検知したドローンの動きと脅威を監視します。
脅威への対処
不正なドローンに対し、RFによる対抗措置を提供します。
リアルタイム監視
戦術的な状況認識を支援します。
機動的な展開
携帯型、固定型、空中搭載型の構成に対応します。
システム統合
より広範なインテリジェンス・セキュリティ運用と統合できます。